手術症例実績

加野病院/手術室写真

手術等症例実績表 (2016年11月~2017年10月/922件)

青文字の手術名は、クリックすると手術の説明をご覧いただけます。


尿管結石

手術名 症例数 主な疾患
2 腎結石
76 腎・尿管結石

経尿道的膀胱結石・異物摘出術

21 膀胱結石
70 腎・尿管結石

腫瘍がん

手術名 症例数 主な疾患
65 膀胱がん
2 尿膜管腫瘍
1 腎がん
3 腎盂がん・尿管がん
6 前立腺がん
1 前立腺がん

高位精巣摘除術

1 精巣がん

男性特有の疾患

手術名 症例数 主な疾患
45 前立腺肥大症
13 前立腺肥大症

女性特有の疾患

手術名 症例数 主な疾患
1 腹圧性尿失禁
5 腹骨盤臓器脱

その他

手術名 症例数 主な疾患
68 尿管狭窄など

経尿道的血塊除去術

13 膀胱腫瘍・膀胱炎など

包茎術

3 包茎

腎瘻造設術

8 腎後性腎不全

膀胱瘻造設術

3 膀胱がん・尿閉など

尿膜管摘出術

1 尿膜管腫瘍

精索静脈瘤手術

1 精索静脈瘤

透析シント

手術名 症例数 主な疾患

透析シャント関連手術

66 慢性腎不全

専門的な検査

手術名 症例数 主な疾患
135 前立腺がん
312 尿路腫瘍疑いなど

手術の紹介

光選択的前立腺レーザー蒸散術(PVP)

内視鏡を用いて経尿道的に行われる手術のことです。
電気メスによって切除していた従来のTUR-Pと違い、内視鏡(膀胱鏡)を用いて尿道から小さな光ファイバーを通し、この光ファイバーから高出力レーザー(グリーンライトレーザー)を照射して前立腺組織を蒸散させ、尿道の閉塞を取り除き症状を緩和させる治療法です。

  • PVP手術中の画像
    PVP手術の流れ
  • 手術前の肥大した前立腺の画像
    (1)肥大した前立腺
  • 光ファイバー挿入の画像
    (2)光ファイバー挿入
  • レーザーを照射し組織を蒸散させている画像
    (3)レーザー照射
  • レーザー照射後の画像
    (4)レーザー照射後

経尿道的尿管結石破砕術(r-TUL・f-TUL)

主に尿管結石に対して行われる手術ですが、腎結石に対して行われることもあります。

r-TULは硬性鏡を用いて行われる手術のことで、主に尿管結石がその適応となります。
f-TULは軟性鏡を用いて行う結石治療のことです。 硬性鏡では届かない腎結石に対しては、軟性鏡を用いた治療を行います。

尿道から内視鏡を挿入し、尿管内まで進めます。尿管内にある結石が確認できたら、レーザーを用いて結石を砕きます。
お腹を切る手術とは違いますので、手術侵襲が少ないことがメリットの一つとして挙げられます。 全身麻酔を行いますので、手術前日からの入院が必要ですが、ESWLと比べて治療成績が良いのも特徴です。
結石の大きさや患者様の基礎疾患などを考慮して選択されます。

  • 尿管の位置の画像 経尿道的尿管結石破砕術
    (TUL・F-TUL)の様子
  • 尿管内の結石の画像

    黄色くみえるのが結石です。

  • レーザー使用中の画像

    レーザーを使用し、結石を砕きます。

  • 破砕された結石の画像

    結石が破砕された様子です。

経皮的結石破砕術(PNL)

腎結石の場合、ご本人が気づかない間に腎臓内で巨大な結石となっていることがあり、サンゴ状結石と呼ばれます。ESWLやTULのみでは治療が困難な大きい腎結石では、腰から腎臓にトンネルを作り、内視鏡を腎臓に直接入れて結石を破砕し取り出す治療をおこないます。

経尿道的前立腺切除術(TUR-P)

尿道から内視鏡を挿入して、切除ループに電流を流して肥大した前立腺を切除する方法です。少しずつ切除して完全にくりぬくように切除します。前立腺肥大症に対する最も標準的で広く行われてる方法です。

お腹に傷がつかず、内側から手術するので痛みが少ないなどの特徴があります。
手術後は3日間ほど尿道にカテーテルを留置します。術後5日ほどで退院できます。

腹腔鏡手術

腹腔鏡手術は、皮膚に1cm程度の穴を複数開けて、そこから専用の筒状のカメラ(腹腔鏡)と専用の手術用具をお腹の中に入れて行う手術方法です。通常の開腹手術に比べて傷が小さくて済むため、手術後の痛みが少なく、身体の回復が早く、入院期間も短くて済むといった利点があります。

経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-BT)

尿道から内視鏡を膀胱内に入れて、膀胱にできた腫瘍を切除する手術です。

腫瘍全部を切除する場合と、腫瘍の広がりを確かめるために一部のみを切除する場合があります。

メッシュ使用手術(TOT・TVM)

TOT
腹圧性尿失禁に対して行う手術です。尿道直下の膣前壁と両側大腿の付け根の内側に小さい切開をおき、その間に尿道を支持するためのメッシュのテープを挿入する手術です。

TVM
骨盤臓器脱に対して行う手術です。弱った支持組織(筋肉や筋膜、靭帯など)の代わりに生体に無害な素材で出来たメッシュシートを用いて、骨盤底の支持力を回復させる手術法です。骨盤臓器を力のかからない自然な位置に矯正し、その状態を保つようにメッシュで支えます。

経尿道的尿管ステント留置術

外尿道口(尿の出口)から内視鏡を膀胱まで挿入し、膀胱内の尿管口(尿管の出口)からワイヤーを腎臓まで進め、それを元に腎臓から膀胱まで尿管の中に細いカテーテルを留置し、尿の通り道を確保します。

体外衝撃波結石破砕術(ESWL)

腎結石や尿管結石に対して行われる手術です。衝撃波を発生させる装置を用いて、体内の結石に照射することで結石を砕きます。砕けた石は、おしっこと共に体外へ排出されます。

手術前に点滴を実施し、鎮痛剤の投与を行いますが、特別な麻酔を行う必要はありません。お腹を切る手術とは違いますので、勿論傷跡も残りません。症例によっては日帰り手術も可能です。 侵襲が少ない手術であることが最大のメリットです。
基礎疾患や飲んでいる薬の種類によっては適応外となることがあります。

前立腺生検

局所麻酔をして肛門ないしは会陰部から針を刺し、多数か所から組織を採取します。