透析のご案内

透析室の写真

透析室は3階の全フロアーに配置され、ベッド数が35床、その内2床が個室となっており、導入期から末期までの外来維持透析に対応しケアしております。

各ベッドには個人用のテレビを設置して、ピンクを基調とした温かい色合いで、明るくくつろいだ雰囲気で治療を継続して頂けるように配慮しています。

透析が終わりましたらゆっくりデイルームでお食事をして頂けます。

送迎は、午前のクールと火・木・土の午後のクールにご利用いただけます。
ご利用の範囲は、病院を中心とした片道30分程度とさせて頂いておりますので、スタッフにご相談ください。

透析時間のご案内


月・水・金
午前9時~
午後16時~最終23時まで
火・木・土
午前9時~
午後14時~最終20時まで

お問い合わせ 
TEL 092-962-2111

TEL 092-962-2111


透析の目的

腎臓の機能が失われると体内の水分や電解質の調節が乱れ、老廃物が排泄できずに体内に溜まってしまいます。
血液透析は、老廃物や余分な水分の除去・電解質の濃度の調整等、腎臓と同じように細胞外液の量と組成を維持するための治療方法です。


透析の種類


血液透析(HD)のしくみ

血液透析(HD)の回路構成

血液ポンプによって血液を取り出し、血液浄化器(ダイアライザー)の中を通し、限外濾過と拡散の原理を利用して老廃物や過剰な水分を取り除いてきれいな血液にしてから再び体内に戻します。

ダイアライザーは小さな穴が無数に開いた細い管状の膜を数千~数万本束ねた円筒形のプラスティック容器です。 細い管状の膜の中を血液が、その周囲には透析液(ナトリウムやカリウムなどの電解質とアルカリ剤をきれいな水に溶かしたもの)が流ていています。
膜の小さな穴を通して血液中の老廃物や余分な電解質、水分、塩分などが透析液側に移動します。透析液側からは、不足している電解質などが血液の中に入り、血液が中性になるように調整されます。

血液透析は1回4~5時間の治療を1週間に3回行います。

血液濾過(HF)のしくみ

血液濾過(HF)の回路構成

血液濾過は、限外濾過(水に溶けた物質が水分とともに高圧側から低圧側へ移動する現象)を利用して体液を濾過する方法です。
血液透析とは若干異なり、血液浄化器と同じ構造をした血液濾過器(ヘモフィルター)から、血液中の水分である濾液を除去します。濾液の中には水分と老廃物、電解質などが含まれています。
血液中の水分と一緒に物質の除去を行っているので、取り出された濾液に相当する補充液(体液と近い組成の電解質液)を回路から血液内に注入します。

血液透析と比較すると中~大分子量物質の除去性能に優れていますが、小分子量物質の除去が劣ると言われています。

血液濾過透析(HDF)のしくみ

血液濾過透析(HDF)の回路構成

血液濾過透析(HDF)とは血液透析(HD)の特徴と、血液濾過(HF)の特徴を兼ね備えた血液浄化法で、小分子量物質から大分子量物質(低分子蛋白など)までを効率よく除去することが出来ます。

HDFにより、痒み・貧血・炎症症状・不眠・血圧低下・足むずむず症候群・食欲不振等が改善が得られると報告されています。

オンラインHDFについて

オフラインHDFは、瓶や補液バックに入った薬剤を補充液として使用するので濾過するために足される補充液量は少なく、オンラインHDFは、透析液をそのまま補充液として使用するため、濾過するために足される補充液量が多くなります。そのため、オンラインHDFのほうがより多くのろ過をかけることができ、より多くの老廃物を取り除くことができるのです。

オンラインHDFの補液は無菌透析液で行います。この透析液を作成するには水質清浄化が絶対条件となり、当院臨床工学技士が目を光らせ常時安定供給に努めています。