畑では冬野菜の収穫が始まりました。 ガーデンでは白菜や人参、大根などがとても大きく育ちました。
ガーデンのお世話をしているとたくさんの方々から野菜の利用法をお聞きします。
それはスーパーではお目にかかれない部分の意外な食べ方です。
例えば「しその実」はしょうゆ漬けの漬物をきざんだものに混ぜ込むと、とてもおいしいお漬物に変身します。
いもづるは土の中でおいもが育つ夏の間、何度も刈り取って「きんぴら」などで頂けます。
来園者の方にもたくさんお持ち帰り頂きました。
大根の間引き菜や収穫後の葉も一夜漬けの他、菜飯や味噌汁の具や酢味噌和えで楽しめます。
驚きなのがニンジンの葉です。
これは実の量に比べてもたくさん採れるので聞いてみると、かき揚げにして食べるととてもおいしいそうです。
また、冷凍してパリパリに崩しておくと、スープやピラフなどの彩りに重宝するそうです。
野菜を畑で作る自給自足の楽しみは実はこんなところにもあるのではないでしょうか?
秋から冬にかけては木の実拾いに最適な時期でもあります。
先週、りんにて講師を迎えてクリスマスリース作りの講座がありました。
材料はほとんど私達の周りにある自然のもので、ぶどうのつるを土台にしてツルウメモドキ・ナンキンハゼ・ツバキ・ガメノハ・松ぼっくり・ハンノキ・プラタナスの実、ヒノキやゴールドクレストの葉などです。
参加者の皆さん、見本を参考にとても楽しそうに思い思いのリースを作っていらっしゃいました。
花壇のほうでは、土の中に春を待つ花の種がいっぱい眠っています。
チューリップの他、ちどり草やムギナデシコ、カスミ草、ポピー、レンゲ草、カモミールなどが3月くらいから咲き出す予定ですので暖かくなったらぜひガーデンまでお越し下さい。
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